成熟したテレクラ女性の前で性の孫悟空状態

テレクラで出会った三十代女性の熟れはじめた女体の持つ魔力にすっかりやられてしまったようです。
これまで自分は、同世代の二十代前半くらいまでの若い女性の肉体以外との性的接触はありえない、というような思い込みとともに生きてきてしまったのですが、どうやら、その思い込みは大きな誤りだったのです。
女性の性的魅力の黄金期は一度だけとは限らない、ということをテレクラで学んだことによって、私も一人の男として一皮向けたような感覚がありますね。
それまでの私は、いわば「性の認識」における包茎だったと言わざるを得ません。
私のかたくなにかむった「認識の皮」をゆっくりと慎重に解きほぐすようにして剝き、さらに、思考の恥垢をも拭い去るようにして包んでくれたのは、成熟した女性の大人びたセックスに他なりません。
人生経験というものは、性の場面における振る舞いにもやはり反映されるのでしょうか。
歳を重ねることによって深い落ち着きと色気を手に入れたようである女性のセックスは、繊細かつ大胆にエクスタシーの領域へと誘導するようであり、その女性のしなやかな手腕によって開かれた性の回路にみずから身を投げて誘い込まれていくことには確かな快楽がありました。
乳房を揉んでいる、というときも、自分の意思によって揉んでいるというより、気がつくと、自分の意思を超えて女性によって揉まされているというような感覚。
手マンで潮を吹かしているようなときも、その、誘導されるままに乳房を揉まされたときのような感覚が付随します。
自分の力でイカせた、というより、イク方向に微笑しながら誘いかける女性のための自動人形のように振る舞っていたと思います。
今回のセックスに「次はどうしようか」という気まずい沈黙の時間がなかったのも、ほとんどは女性によるほとんど目に見えない気遣いによるものだと、射精後に気付かされることになります。
これは、さながら、手のひらの上の孫悟空のような状態でしょうか。性の小僧としてイキっていた自分が恥ずかしいレベルです。
これからは大人の女性との成熟したセックスを通して学ばせていただき、自分が手ほどきを受けたようにして、若い女性を優しくエスコートしていけるようになりたいものです。