テレクラの美熟女とのハートカクテルな一夜

人にはテレクラの数だけの生き様がある、そして、即アポの数だけの即ハメがある。
Telephone clubって本当に素敵さ。
テレクラを使えば決して出会うことがなかったはずの男女のココロもカラダもすぐに結びついてしまう。
テレクラは、電気通信手段という世紀の発明が与えてくれた、最高の出会いのための神様からの贈り物なんだ。
グラハム・ベルもイライシャ・グレイもトーマス・エジソンも、自分たちが発明した電話というものが、テレクラがもたらす出会いに繋がっていることまでは考えてなかったんじゃないかな。
三人ともかつては電話の特許をめぐって争ったものだけど、いまだったら、きっとテレクラのドスケベ女子を奪い合って争うことになるだろう。
ボクはというと、そんな素人女性との即アポ争奪戦に勝利して、ビル・エヴァンスのピアノに耳を傾けながらレストランでディナーを味わったあと、テレクラで出会ったドスケベ女と即ハメしてきたばかり。
「自分の趣味でバーを経営している」ってカノジョは言った。
ボクとカノジョがキスをすると、二人の唾液が混じり合ったオリジナルカクテルが撹拌されるようだったし、レストランで飲んだシャブリのフレイバーもそこには混じっていたはず。
なにも唾液だけが二人のハートカクテルになったわけじゃない。
お互いのペニスやヴァギナを刺激しあい、抱き合った二人の体液の混じり合いは、何種類ものオリジナルカクテルを作り出したものだった。
カノジョのヴァギナを激しくかきまわすボクのペニスは、バーテンダーのシェイクにも負けないものだったと思う。
ペニスからにじみでる液体と、ヴァギナからあふれる液体の混じり合い、男女の出会いがなければ決して交わらない二つの液体の撹拌は、楽園を追われる前のアダムとイブを祝福するようなカクテルの完成に向かっていよいよ高まりを見せていた。
ボクのペニスが膨れ上がり、カノジョのヴァギナの奥に、真夏のヴェニスの砂浜よりもずっと真っ白で熱いスペルマを注ぎ込む。
ジャニス・ジョプリンの歌声を彷彿とさせるカノジョのエクスタシーの喘ぎ声がグラスの淵に添えられて、カノジョのヴァギナのなかでキッス・オブ・ファイアを凌駕する情熱的なテレクラカクテルがついに誕生する。
「今度、私が経営するバーにきてみて。今夜のセックスを思い出させるカクテルを、あなただけにきっと振る舞ってみせるわ」
シーツにくるまったカノジョがバージニア・エスに火をつけてそう誘いかけながら、ボクの顔に煙をふきかけて笑った。